もうすぐ夏休みですね!
コロナ禍でやりたくても出来ないこともあるかもしれませんが、今だから出来ることもあるたくさんあると思います。そこで、今回は「池上彰さん」が日本経済新聞に掲載しているコラムをご紹介します!
この夏休み、今後の学生生活を少しでも有意義に過ごしていただける参考になればと思います!
記事は画像を拡大してご覧ください。
⑤〜コロナ禍の経験を糧に・目前の仕事に力尽くそう〜
⑥〜コロナと大学・問われる学びの環境づくり〜
⑦〜大学で鍛える力・自分の頭で整理し表現を〜
コロナ禍の体験を強みに
(池上彰の大岡山通信 若者たちへ)
国内の主要企業が来春卒業予定の大学生を対象に、内定式を行うシーズンがやってきました。学生も就職活動の節目を迎えたころでしょう。新型コロナウイルスと格闘しながらの就活経験には苦労も多かったでしょうが、社会に出てからも必ず生きてくるはずです。
コロナとともに学生生活を送った若者たちは「コロナ世代」と呼ばれるかもしれません。大学での授業や活動、就活を控えた先輩訪問、企業との面談などあらゆる場面でオンラインの技術をフル活用してきた世代と位置付けることができます。
先輩たちとは異なる就活環境の下で孤独や不安を覚えたでしょう。でも、新しいコミュニケーションのかたちを体験してきたことが、まさに「コロナ世代」の強みではないかと考えています。ネガティブに捉えることはありません。
コロナ禍の下、多くの企業がリモートワークを実践しました。中高年層の多くはIT(情報技術)を前に、新しい知識やスキルを身につけるために四苦八苦したはずです。こうした働き方はコロナが終息した後も続くだろうと思います。
それは企業がコロナ禍を機に業務や働き方を見直したことにかかわっています。新たな感染症に備えて仕事上のリスクをどう抑えていくか。経営効率を高めていくためにどう業務を改革していくか。ポストコロナへ動き始めているのです。
これから働き始める若者たちは子どものころからスマホやSNS(交流サイト)を使いこなし、ITと歩んできた世代です。就活で新たなコミュニケーションスキルを磨いたと受け止めればよいのではないでしょうか。
働き始めたら、そうしたスキルをさらに磨いて仕事に役立つ方法を考えてみましょう。大事な視点は社会に出てからも定期的に技術や能力を磨いていく努力が必要になるという点です。
いま世界では「リスキリング(学び直し)」という言葉がキーワードになっています。それは企業が技術革新のスピードに対応していくこと、AI(人工知能)のような新しい技術を経営手法に取り入れていることと密接な関係があります。
さらにデジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉も注目されています。ITを駆使して業務を見直し、膨大な情報を経営に活用していくような新しい手法です。効果を最大限に発揮するのは働く人のスキル、能力なのです。
新たなITを活用していく上で配慮しなければならない課題もあります。個人情報の管理や権利の保護といったテーマです。「利益を上げるためなら何でも許される」という判断は間違いです。慎重にルールをつくり、徹底していく必要があります。
オンラインを使った新しいコミュニケーションのかたちを体験してきた若者ならではの視点や能力があるはずです。どんな技術が経営に生かせるのか海外の動きも把握しながら、社内で提案をしていけばよいのではないでしょうか。
カレンダーをめくるたび、学生生活が過ぎていくことを実感するはずです。卒業までの時間は、大学で学んだこと、体験したことを思い出しながら、やり残したことに打ち込んでみてほしいと思います。
そしてコロナ禍で身につけたコミュニケーション能力を磨いてください。それが「コロナ世代」の強みとなるでしょう。
研修がスタートして2週間が経ちました!
少しづつ仕事や会社にも慣れてきて、みんな元気にやってます!
機械加工、組立、工程管理、営業業務などいろんな部署で研修していきます。研修が進むと少しづつ理解が進んできます。チューターからのアドバイスを受けながら一生懸命頑張っています!
研修2年目の先輩たちは、自分で何でもできるようになっています。商品の組み立て、ツーリングのセットアップ、マシニングセンタでのプログラミングや加工など、、、新入社員に教えたりもしています。技術系の社員は設計、生産技術などの専門研修も行なっていきます。
仕事にも慣れてきた新入社員にアンケートをとりました!
Q1 社会人になった感想は?
・自分には出来ないことが沢山あると痛感した。これからもどんどん色んな事に挑戦していきたいという気持ちを持ち続けて行こうと思います。
・一人暮らしで慣れないことも多く、睡眠、体調管理なども大変です。社会人としての自覚もできてきたので頑張っていきたい。
・通勤や会社の雰囲気にも慣れてきて、毎日さまざまな知識や経験を得ることができ、とても楽しく充実しています。
・毎日目新しいことばかりで楽しく感じる一方、覚えることも多く、日々多忙で充実感はあります。
・学んだ事をすぐに活かせる場がある事がとても楽しいです。
Q2 会社や社員の雰囲気はどうですか?
・皆さん優しく、働きやすい雰囲気があります。
・どの研修先でも優しく教えてくださり、とても感謝しています。
・会社の取組や考えに対して社員が率先して取り組み、しっかりと理解しているのがとても良いと思う。
・上長や上司の方との距離が近く話しやすいです。
Q3 現在行なっている研修はどうですか?
・受け身ではなく目的を持って毎日の研修を受けていくのが重要と感じた。
・研修の資料なども充実しています。
・わからないことは理解できるまでしっかりと教えてもらえます。
・営業、業務、機械加工、組立、部品管理、、、など覚えることがいっぱいありますが、頑張ります。
・作業の意味であったり、その先にある仕事ついても考えたりできるとても貴重な経験です。
Q4 入社前と入社後のギャップは?
・思ってた以上に質問などには手を止めて、真摯に向き合ってもらえること。
・製造部門の人は気難しい方が多いと思っていましたが、とても気さくな方が多かった。
・あまり感じない。
Q5 初任給の使い道は?
・両親、祖父母に感謝を込めてプレゼントを送りました。
・バイクの購入費用。
・PCの購入費用。そのうち親に恩返ししたい。
・コロナ明けに使えるように貯金しました!
・親孝行で食事しました。
みんなそれぞれにいろんな思いがあるようです。初心を忘れずこれからも頑張ってください!困ったことがあればいつでも先輩がサポートしてくれますよ!