日本の工作機械は「世界一の性能と品質」を誇り、世界のトップクラスのシェアを誇る将来性のある業界です。
その中で、MSTは金属加工になくてはならない「工作機械」に装着する「ツーリング(工具保持具)」を日本で初めて商品化し、開発・製造・販売している「創業84年の歴史あるメーカー」です。
MSTのオリジナリティ溢れる商品は、「業界トップクラスの性能と品質」でMSTブランドとして、特に高い技術を必要とする高速高能率加工及び超精密加工の分野においては、業界のトップシェアを誇り、世界中にシェアを広げています。
工作機械とは、「機械部品を必要とする形状・精度に効率よく加工する機械」で、あらゆる機械やその部品類は工作機械によって作られるため、「機械を作る機械:マザーマシン」と呼ばれています。
工作機械の性能の優劣が、生み出される製品の競争力を大きく左右し、その国の工業力全体にも大きく影響を及ぼします。このため、各国とも工作機械産業を戦略的基幹産業と位置付け、その発展に力を尽くしています。
私たちの身の回りには、車・航空機、家電製品などといった工業製品がたくさん存在します。それらの素材となる金属を加工するには、手作業では困難な正確さ、パワー、スピードが必要となります。しかも、製品によって求められる加工方法は様々。金属加工を行う際には、切削工具を多種多様に使い分けて加工できる「工作機械」が必要不可欠なのです。
MSTでは、工作機械と切削工具を結びつけるツーリング(工具保持具)を製造しています。ツーリングは、工作機械と切削工具とを高精度かつ強固にセットアップするのが役目です。工作機械を人間の体、切削工具を道具に例えるなら、ツーリングはちょうど手と指先にあたり、強力に掴め、かつ精度の高さと耐久性が要求されます。
切削加工を行うためには「工作機械」と金属を直接削る「切削工具」、それらを繋ぐ「ツーリング」が必要です。様々な形状に加工するためには多くの種類の切削工具が必要で、ツーリングを介して交換しながら加工していきます。
近年の工作機械に要求される加工はより複雑な形状と高精度な品質が求められます。また、加工する素材も多様化し、ツーリングにも多くのことが求められます。特に最先端産業(医療、航空宇宙産業など)ではより精密な加工が求められるため、より高精度なツーリングが必要となります。